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で、色々と話を聞いていくと、やはり歯医者が嫌われる理由のナンバーワンが
『痛いから』
これに尽きるのではないでしょうか?
確かに歯医者の手にする道具は大体が『削る』とか『切る』ための道具である事が多かったので、
昔の歯科医師の仕事からイメージされる単語は『痛い』かも知れません。でも、今はタービン(キーン)とかエンジン(ガガガガ)以外に『レーザー治療器』や圧搾空気でむし歯になっている部分だけ飛ばす方法もありますし、
初期むし歯という診断がつけば、削らないで検診に移行することもあります。特にこの『痛くない治療』ということについては、痛みを取り除く事が本来の『医療のスタートとゴール』だと思っているので
同じ結果を提供できるなら『どうしたら痛くないか』『このやり方は痛くないのか』ということについてはいつも考えています。『痛くて来た人の痛みは取り除く・・・』
『痛くて来た人に痛い事はしない・・・』
『痛くない人に痛い事はしない・・・』ものすごくシンプルなコンセプトだと思うのですがどう思われますか?
そしてもう一つ、『わかりやすい説明』というのは
患者さんが医院を受診されて、説明を受ける時に我々医療従事者目線でレントゲンだけを用いて専門用語を並べたてて、
診断とすぐ処置の説明までというのでは、はっきり言って『よくわからない』と思うのです。これから受ける治療が『わからない』事ほど不安な事はないと思いませんか?
いさつ歯科医院で初診時に患者様のお口の写真を必ず撮らせていただくのは現状を説明するのはもちろん、
今は自覚症状が無くても、治療に参加していただいた方がよいと思われる場合に、この『口腔内写真』がとても役に立つのです。例えば上の奥歯に小さい虫歯があったとしましょう。
『今、治療しておけば痛みが出たり、銀歯になったりしないと思いますよ。』
と提案されても、患者様本人には見えない部分だったりあるいはちょっと疑り深い方(?笑)だと
『え?、(本当かなぁ?)まだ痛くないからいいや』
となり、次回痛みを自覚してからの来院となれば、残念ながら痛みを取り除くために神経を取る治療や抜歯が必要になるかも知れません。
そんな時にこの『口腔内写真』があれば、自分では見えない上の奥歯の小さい虫歯なども患者さんと僕が一緒の画面を見て相談できますから、
『なるほど、それなら今のうちに治療しておこう!』
と『納得』して治療を受けていただける訳です。ここで大切だと思うのは『説得』と『納得』は違うということです。
そして、僕の歯医者としての最終的な目標はこういった『痛くない治療』や『解りやすい説明』を通じて
『患者さんの価値観を変えていくこと』
だと考えています。
『痛かったのが治った』
『治療が痛くなかった』
『自分の口の中の状態がよく理解出来た』ということがきっかけで
『今まで嫌いだったけど、少しこの歯医者の言う事を聞いてみようか・・・』
となれば、まかせて下さい!色々な情報を正しくお伝えするためのツールや資料はたくさん用意しています。
ネットに大量に溢れる情報は玉石混合、それが必ずしもそのページを見ている方にあてはまるものとも限りませんし。そして治療が一区切りついた後は、心地よいメンテナンスを継続して受けていただき
今まで大嫌いだった歯医者に気がついたら定期的にワクワクして通っている・・・そんなご自分に驚いていただければ、僕は最高に嬉しいです。
虫歯の治療
- 今もむし歯の治療はやっぱりガーッとやってガガガガッてやってチュイーンとかアガガガッ!・・・みたいな、
そんな感じなんですよね?(ドキドキ) - 一体どんな感じなのか、わかりませんが、大体イメージされている事は(笑)わかります。
今は、むし歯の治療もそんなに簡単に削らないんですよ。 - でも黒いところはむし歯なんですよね?
- 確かに『昔はむし歯は治らないので早く見つけて削って詰めてしまいましょう』という流れでしたが、今はまず、その黒い所が『本当に削らなければいけないむし歯』なのかこの『Kavo DIAGNOdent 虫歯診断装置』という機械を使ってきちんとした検査をします。
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- これはどんな機械なんですか?
- むし歯の進行具合を数値化する機械です。西洋医学は病気を共通の検査という一つのフィルターを通して数値化することで診断の基準がぶれない、長期に渡る経過がキチンと管理出来るという事で発展してきた訳です。この写真の方も左側の写真の黒い所が虫歯だと思って来院された訳ですが検査をしてみるとどうやら虫歯ではないらしいと。それで、まず最初にクリーニングをしてみたところ…この写真のように、この黒い所は削らなくても消えてしまう訳です。
- あっ!本当だ!黒い所が消えている~!
- 何か病気を疑ったらきちんとした検査をして病気を数値化して診断する事で、どの先生が診てもその検査値から例えば『あぁ、この虫歯は初期虫歯だな。』となるわけです。病名の診断にブレることはないので、ある先生が『肝臓病』と診断したのに別の病院で『胃潰瘍』となることはまずありえない訳です。
ところが歯科に関して言えば『むし歯』を数値化する検査が普及していないのでこの前、治療が終わったとおもったのにまた学校検診で紙をもらってきたりするものだから『いったいどうなっているの?』と混乱してしまうのでしょう。そして先生がパッとみて『あ~。これはちょっと削って詰めておきましょう』とか言ってすぐガーッとやってガガッ… - あの、先生も僕と同じ事言ってますけど(笑)
- 失礼。だから、この機械できちんと調べてみて初期むし歯という段階にあると診断されれば、フッ素やキシリトールなど色々なアプローチで、再石灰化を促すというメカニズムに期待も出来ます。
- なるほど、そこまできちんと調べて削るのが必要なむし歯と診断されたらやっぱりガーッとやってガガガガって…
- (笑)それは、もう飛ばしましょう。えー、まずいくつか情報の訂正からいきましょうか。まずいわゆる歯科医院での音を特徴づける、よく皆さんが苦手とおっしゃるのはタービンという道具を使う時の音なんですが、今は『エアロステーション』という機械があり、これは空気でアルミの粉末を吹き付けてむし歯になっている部分のみを飛ばしていくというもので健全な歯質を削る事がありません。
- ハイ、でも口の中に銀歯が入るんですよね?
- 情報の訂正その2です。今は銀歯以外にも色々な素材が使われるようになりました。むしろ口の中に金属を入れる治療はアレルギーや清掃性、見た目などからも可能ならば遠ざける傾向にあります。
- 何度も通わないとなかなか入らないんですよね。
- 小さい範囲のむし歯であればその日に詰めて終わりになりますし、もし、型を採る場合でも『セレック』という機械は印象材という粘土のような材料で型を採る事無く、歯の状態をスキャンしてデータにしてその場でコンピューターが削り出して完成します。
- へぇ、どこを治したのかわからない位きれいなんですね~。
- 全ての方に対応出来るとは限りませんが、やはり一度受診されてしっかり調べてから、よくご相談されることをオススメします。
歯周病の治療
- 最近テレビなんかでも『歯周病』ってよく聞きますけど、僕はきちんと朝晩歯磨きしてるし、痛くは無いから大丈夫として、やっぱり中年おじさんになったら調べてみた方がいいんですか?
- いやいや、虫歯と違って『歯周病』は痛い病気ではないので、まず一度キチンと調べてみないとわからないんですよ。
だいたい、中年おじさんになったらって、何歳からおじさんなの? - えーと・・・50歳! ※注(院長現在50代 ・・・笑)
- うーん、まあいいや。血圧、糖尿、歯周病は痛みが治療に入るきっかけになるものではないので、まずはきちんとした検査をして現在の状態を把握しないと、これらの病気は自覚症状が出てくる頃には相当進んでいるので、そうなる前に発見する事ができれば。
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- きちんとした検査って、具体的にはどんな検査なんですか?
痛い?怖い?高い? - 特別痛いとか、怖いということはないですよ。高い?というのがよくわかりませんが(笑)、まず『歯周ポケット測定』という検査を行います。これはプローブという先が丸く加工してある棒で歯と歯肉の間にある溝の深さを計っていく検査です。そして歯の動揺度を計る検査や『位相差顕微鏡』を使ってお口の中にいる細菌の種類を調べます。
これらの検査を受けていただく事で、「自分の歯を支えている骨がどの程度ダメージを受けているのか」「歯肉の腫れ具合はどうなのか」「歯肉からの出血や歯のグラグラはどの程度なのか」など細かい記録を残す事になり、後々の治療との比較やセカンドオピニオンの際にも・・・ - ややや、何だかいっぱいあってこんがらがりそうだ
- そうですね、患者さんは専門家ではないので一度にわわわっとお話してもね。今お話した内容はお家に帰って確認できるように、検査値と一緒に、詳しく治療の流れや検査表の見方を説明した印刷物をお渡ししています。
- なるほど、それでもし歯周病の治療というとどんなことをするんですか?
痛い?怖い?高い? - 何だか大体君の芸風が読めてきたよ。(笑)
例えば血圧、糖尿、歯周病というのは事故とか怪我とは違うので、『ある朝起きたら凄い糖尿でした!』とかはまずありえないでしょう?
今言った3つの病気の多くは大体その人の生活習慣に原因がある事が多いので、もしその人が『毎日ワインを2本空けて休みの日は朝からゴロゴロ寝ていまーす』とかだとしたら、まずそこを注意されると思います。そしてもし、『奥さんに発泡酒を1缶だけにされましたー(T T)、会社まで自転車で通うようになりました』という話が聞けて、もう一度血糖値を測ってみたら下がっていた・・・なら、その人にとっての正解は薬を飲ませるという事ではないということなんです。
歯周病も、もし『あっ、そういえばまだ今年歯ブラシしてなかったわ!』とかであれば『毎日歯ブラシしましょう』が最初の答えなんですが、今そんな人はいない訳で、毎日ブラッシングしているのに何か歯周病の検査値に問題が・・・となれば、その”ブラッシングのやり方”をしっかりチェックしてもらった方がいいですよね?
- ん?その歯ブラシのやり方を習ったりするとそんなに良くなるんですか?
何かおすすめの歯ブラシや歯磨き粉があるとか、電動のやつがいいとか? - まぁ、道具の選択が答えの場合もあるとは思いますが、電動がいいか、どのような歯ブラシがいいかという道具の選択についての質問に対して思うのは、自転車に乗れるようになった人が『この自転車は乗れるけど、この自転車には乗れない』とは言わないですよね。
その人にとって乗りやすい自転車とか乗りにくい自転車とかはあると思いますが。
そして例えば自転車の乗り方を覚えるときに練習するじゃないですか?
そして一度覚えてしまえば最近自転車乗ってないからまた練習しなくちゃ!とかはならないですよね。まず最初に歯ブラシありきでしょうね。というか、色々な治療方法やお薬も研究や開発されてきてはいますが、僕も30年歯医者やってきてつくづく大切だなぁと思うのはブラッシングなんですよ。
というかココが何より一番大切なんだな!と30年近くやってきての結論なんですよね!
例えば『俺は朝晩毎日歯磨きしているし、痛くないし。仕事休んでまで歯ブラシ習って今日はおしまいって…。』
と思われるかもしれませんが、『やっている』と『できている』は必ずしも一致しないんですよね。昔は『オイオイ、俺仕事休みもらって来ているのに今日は歯ブラシだけってどういうこと?いつ虫歯直してくれるの?』
みたいな事がある訳で昔は怒って帰っちゃう人もいましたね?(遠い目)懐かしいなぁ?。(遠い目)
沼地に家を建ててもうまく行く訳ないですしね。 - 歯周病が治らないと歯は入らないの?
- 例えば前歯がなくて困っているような場合はなるべく急いで仮歯を入れたりします。これは今はまだ本当の家を建てられる土地ではないのですが、ずっと野宿で家の完成を待つ訳にもいかないので、先にプレハブを建てましょう。みたいな感じかな?
あと、強い痛みがあるような場合もやはりそちらの対応を優先しますよ。
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- 歯肉の変化その1
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歯ブラシ指導前
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歯ブラシ指導後
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- 歯ブラシ指導前
- 来院のきっかけは会社の検診で歯科を受診するように指摘されたためでした。本人は朝晩歯磨きをしているし、痛くも無いためなぜ歯科受診を強く勧められたのかが全くわからないということでした。初診時の写真では歯肉は腫れている、歯石が付いている、歯肉から膿みが出ているところがあるのがわかり、口臭も強く歯肉の検査値は相当進行した歯周病という状態でした。
- 歯ブラシ指導後
- 歯石を取るのと同時にブラッシング指導を受けていただきました。相変わらず朝晩だけのブラッシングと時間もそれほどかけている訳ではないという事ですが、毛先の突っ込み方などを変えていただくだけでここまで歯肉は変わります。『やっている』と『できている』はここまで違う事があるというケースでしょう。
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- 歯肉の変化その2
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歯ブラシ指導前
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歯ブラシ指導後
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- 初診時の写真です
- 歯ブラシをするたびに出血するのが怖くって、出血する部位を避けていたそうです。
- こんなに違う!
- どうでしょう?歯石を取り、ブラッシングの方法を担当の衛生士さんといろいろ考えてみました。ずいぶん変化がありましたね。
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- 歯肉の変化その3
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歯ブラシ指導前
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歯ブラシ指導後
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- 歯ブラシ指導前
- いちばん奥の歯は歯周病の影響で歯を支えている骨が溶けてしまっています。
- 歯ブラシ指導後
- 歯間ブラシなどを用いて丁寧にブラッシングをしていただきました。溶けた骨に沿って歯肉が引き締まってきました。
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- 歯肉の変化その4
- まず最初に・・・
- これだけの歯石が付いてしまった原因を考え、歯石を取ってしまう前にブラッシングの方法を確認させていただきました。すると、歯石はまだついているのですが歯肉は随分きれいになってきましたね。それから歯石を取る事であまり出血などさせることなく、きれいな歯肉になりました。
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- 歯肉の変化その5
- たばこをやめたのをきっかけに・・・
- 歯肉の色の黒ずみが改善できないものかということで来院されました。変化が実感できるように数回に分けておこないました。たばこをやめた自分へのご褒美として最高です!
- きちんとした検査って、具体的にはどんな検査なんですか?
歯並びの治療(歯科矯正)
- 僕の妹は歯並びの治療をしたけど、ずいぶん長い間、矯正の道具が付いていましたよー。
- そうですねー、歯並びの治療にはどうしても時間がかかってしまいますね。
- あとは、歯に銀色のプチプチしたのがたくさん付くのが目立つからイヤとか言ってました・・・。
- あぁ、それは最近は目立たないタイプのものもありますよ。いさつ歯科医院での歯並びの治療にそちらのタイプを使っています。
ただ最近は矯正の治療もとても一般的なものになってきたので昔ほど特殊なイメージはなく、むしろそういうことに投資出来る事を誇らしく考えていただける、あるいは矯正の治療を楽しんで受けてもらえるという意味でワイヤーを留めるゴムをわざとカラフルなものにするというパターンもありますよ。
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- うわー、ほんとだ!クリスマスなら赤と緑と白とか、運動会に赤と白とか、色々これは楽しそうだなー♡これは僕もやってみたいなー!
- プラークマは別に矯正しなくてもいいじゃない?では具体的にどんな治療があるのか見ていきましょう。まず、これは小学校6年生の男の子。この子は前歯が一本だけ反対にはえてしまっています。特に本人は困っている訳ではなかったのですが、学校の検診で『歯並びについて』指摘され、お母さんと相談に来ました。
- あれー、ほんとだ!1本だけ反対だー。
- この子の場合、僕が矯正治療をして一番良かったと思うのは、彼がこの『歯並びを治す治療を通して自分の口の中に関心を持ってくれるようになった』事です。治療前の写真では歯並びもそうですが、歯に汚れがべったりついているのがわかるかな?
- うんうん、なんかぬるぬるしてそう。
- そう、いわゆるプラーク(歯垢しこう)がたくさんついているよね。これでは矯正の治療が始められませんから、まず衛生士さんにブラッシング指導をしてもらいますが、その後、矯正の器具をつけて、そして毎日口の中を自分でも見るようになって、お母さんに言われなくても、歯ブラシを自分できちんとするようになってくるので、矯正治療の前後で歯並びも違うけど、お口の中が随分きれいになっているのがわかるよね。最初は熱心なお母さんとは裏腹に『え〜、俺別にいいよ〜』オーラが出まくりだったのにね(笑)
- うんうん、なんかつるつるしてそう。
- 次は歯がねじれて生えているお友達。
- ありゃりゃ、歯が回ってる?
- そうだね、この子の場合はまず歯の表面にプチプチをつけるまえに色々なバネを使って歯をよいしょっと回しました。
- なんか難しそうなのがついてるなー?知恵の輪みたい。
- それである程度きれいになったら、お馴染みのプチプチで整えていきます。
- あと、上唇小帯(じょうしんしょうたい)というスジが厚くて歯並びに影響したお友達の場合はね。歯の矯正と合わせてレーザーを使って歯肉の処置もしたりします。
- ほー、なるほどー。なかなかやるねー、たいしたもんだ。
- その上からな感じは何?(笑)まあいいや、次は若い女性の場合、もともとお手入れも良いので、本人の気にしている前歯の重なりを治して、歯のホワイトニングと金属の詰め物をセラミックに交換していきました。
- ほー、なるほどー。こりゃいいやねーどうも、まいったねこりゃ。
- もー、だからいったい君は誰なの?(笑)まあ、こういった治療が一般的な矯正の治療という感じですが、だいたいわかってくれたかな?
- うん、まあいいだろう。
- だから一体誰になったんだよ(笑)まあ、今まで見てもらった患者さんは子供だったり、若い人だったりですが矯正の治療って60過ぎた人でもやるんだよ。知ってる?
- え、なんでなの?芸能人?あっ、芸能人は歯が命ってやつでしょー!
- ちがうよ。確かに見た目の改善というのも矯正治療のゴールのひとつではあるんだけど、普段のお手入れをし易くするために歯並びを治すということもよくあるんだよ。じゃあそういうお話をしましょう。この人は65歳です。
- あれ?何か前歯がすっきりしてる?かな?
- 正解!限られた敷地内にあまり入り組んで家が建っているとやっぱり掃除しにくいよね。歯と歯が重なっていたりすると、本人の頑張りはもちろん我々が頑張っても厳しいところがこういう感じになると大分違うでしょ?
- うんうん!
歯を白くする治療(ホワイトニング)
- 僕はタバコを吸わないけど、歯の色が気になるんです。コーヒーをよく飲むからかな?紅茶のせいかな?カレーが好きだからかな?
あっ、そういえば昨日食べたカレーは美味しかったなーいやぁ、札幌から取り寄せたスープカレーなんですけどね?。辛さが半端なく、最初はビックリしたんですけど何しろ辛さの後からこうジワジワッとくるうまみというか、んもーこれは癖になりますよ。ほんと。初めて食べた時はもうイイやとか思っていたんだけど、なぜか三ヶ月に一度位はお取り寄せしちゃうんだな?、これが!先生にも教えてあげるね、札幌のね・・・
- おーい、帰ってこーい(笑)
- はっ!
あっそうそう歯の色が気になるんですけど、これを白くするには削って白い歯をかぶせるんですよね? - しかし、プラークマは相変わらず謎のイントロが長いね(笑)
え?、確かに今まではそういった審美的な問題を改善するのに『削ってかぶせる』という方法が一般的でしたが、
『健康な歯を削ってしまうというのはどうかな?』というわけで今は『ホワイトニング』というやり方があります。
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- 具体的にはどうするんですか?
- 『ホームホワイトニング』と『オフィスホワイトニング』という二通りの方法を基本にして、
状況や程度により両方を組み合わせたりもします。 - この『ホームホワイトニング』と『オフィスホワイトニング』は何がどうちがうんですか?
- 基本的にどちらも『歯を白くする』事を目標に行いますが、微妙な仕上がり具合の好みや時間的な制約など、患者さんが何を優先して考えられるかにより選択肢が変わるので、相談の上で最善と思われる方法をご提案させていただいてます。
その患者さんに合ったマウスピースを作って、患者さんにお家でやってもらうのが『ホームホワイトニング』で、医院で歯科医師が行うのが『オフィスホワイトニング』です。 - これは痛くないんですか?
- もちろんです。ホワイトニングはどのステップにも歯を削る』という事がありませんから痛い事はありません。
ただその人の歯にヒビが入っていたりすると少ししみたりする事もあります。
実は僕も自分でホワイトニングをした時に下の前歯に一カ所ヒビが入っていて、そこが少ししみましたけど、
歯を削ってしみたりする状況ではないのですぐ収まりましたよ。
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- ホワイトニングの症例1
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ホワイトニング開始前
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ホワイトニング開始後
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- ホワイトニング開始前
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昔からご自分の歯の色にコンプレックスがあったそうです。そのためどうしても人前で笑ったり、話をすることにも抵抗があったそうです。
一時は歯磨きが不十分なので色が悪いのかと思われ歯の根元が割れてしまうほどブラッシングされた時期もあったそうです。 - ホワイトニング開始後
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ホワイトニング終了後は自信を持って笑顔で話ができるとおっしゃっていました。ご家族の方にも「最近、よく笑うね!」と言われるようになったそうです。
で・・・数ヵ月後検診に来られた際、「今度結婚することになりました!」とうれしいご報告をいただきました。
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- ホワイトニングの症例2
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ホワイトニング開始前
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ホワイトニング開始後
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- ホワイトニング開始前
- 受付の仕事をされている方でした。以前から歯を白くしたいという思いがあったそうです。『自分の歯を削らないで白くできるなら・・・』
- ホワイトニング開始後
- 職場でも自信を持ってお客様に接する事ができるようになったとおっしゃっていました。
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- ホワイトニングの症例3
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ホワイトニング開始前
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ホワイトニング開始後
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- ホワイトニング開始前
- もともと日本人はこの位の色の歯が多いようです。実は当院のスタッフです・・・
- ホワイトニング開始後
- どうですか?こうして比較してみると白さが際立って見えますよね
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- ホワイトニングの症例4
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ホワイトニング開始前
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ホワイトニング開始後
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- ホワイトニング開始前
- 特に前歯の色が気になるという事で来院されました。ちょっと歯ぎしりが気になりますが、歯並びもきれいで素敵な方です。
- ホワイトニング開始後
- もともと虫歯で治療された歯や人口の歯がありませんから、かなりホワイトニングが効果的だったケースです。
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- ホワイトニングの症例5
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ホワイトニング開始前
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ホワイトニング開始後
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- ホワイトニング開始前
- 小さい頃に服用したお薬が原因で歯が着色してしまった患者様です
- ホワイトニング開始後
- 通常の症例に比べると時間はかかりましたがとてもきれいになりました!御自分の歯を削らずに歯を白くできたことに大変喜ばれていました。
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- ホワイトニングの症例6
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ホワイトニング開始前
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ホワイトニング開始後
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- ホワイトニング開始前
- 小さい頃に服用したお薬が原因で歯が着色してしまった患者様です。
- ホワイトニング開始後
- このような症例はホワイトニングで改善されないと言われていましたが充分効果があったと思います