こんなところにハロルドランド2006.09.05

今日は歯科医師会。帰り道に本屋に立ち寄りました。オッサレーなインテリア雑誌のコーナーに併設されたCDコーナーを発見。例によってお馴染みのボサナンバーとかがまったりと流れているだけかと思いきや、なんかザラザラしたサウンドのテナーサックスとか、怪し気なバイブのサウンドとかが耳について立ち読みを中断してCDをチェック・・・。ダイニングルームの何とか、やらベッドルームの何とか、やら・・・いかにもなコンピ盤らしいタイトルなれど、収録されている曲が結構キテル!

ザラザラしたテナーはやっぱりアーチーシェップだったし!、次の曲の怪し気なバイブはボビハチ!しかもこの音源はカデットの『ハロルドランド/ピースメーカー』というレアアルバムから。(ピアノがジョーサンプル、ドラムはドナルドベイリー...)他にもアリスコルトレーン!?こりゃ凄いや!一体どういう方が選曲したのでしょうか・・・。でも、あまりジャズに興味の無いオッサレーな若い方がこういうCDを購入してくれて、それがきっかけで『フーン、アーチーシェップかぁ・・・今度その人のCD買ってみようかなぁ・・・』とかいってインパルス紙ジャケ復刻『ジュジュの魔術』とか買っちゃったりして、あるいは『フーン、アリスコルトレーンかぁ・・・今度その人のCD買ってみようかなぁ・・・』とかいって同じくインパルス『ワールドギャラクシー』とか買っちゃったりして・・・そしてお洒落なインテリアのマンションで、今までヨーロピアンジャズトリオとかがお洒落に流れていた空間に、ごくごく自然に『惑星空間』とか『アセンション』とかが流れていると面白いなぁ・・・。

そして、それがきっかけでその家のお母さんがブルーノート4000番台コンプリート再発売署名運動とかはじめてくれると幸せかも・・・。