僕が小学生の頃の自動車メーカーは、結果として『個性』を競い合うといった感のある『ゆとり』『あそび』『コダワリ』に溢れた魅力的な車をたくさ生み出していた気がします。
当時の富士重工というメーカーは、中でもダントツに個性的だったはず。
有名なスバル360のRRから一転FFに、バネのねじれを利用したトーションバー、水平対抗四気筒etc・・・といった構造上の特徴はもとより、父がこの車を運転して帰ってくると家族全員が一聴『帰って来た!』と判る個性的なエンジン音。(決して父がゾッキーで不正改造ぶっといマフラーでボボボボ・・・というわけではありません。念のため(^^;)